えー、「簡単シャレオツJAZZソロギター講座」、略して「シャレJAZZ」。今回は、楽譜集や教則本などのシャレオツな利用のしかたを伝授しましょう。
アレンジは、小沼ようすけ氏のソロギター・メソッド「ホップ、ステップ、ジャズ!」のフレーズを元に組み上げていきました。
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ご親切にも、1曲に対して、3つのアプローチでアレンジされた譜面と音源で勉強できます。基本的に「初級」「中級」「上級」と分かれてますが、「初級」だからといって、シャレオツじゃないということはなく、それはそれでシンプルでセンスの良いアレンジになってたりします。
なので、その3つのアレンジから、自分の好みのフレーズや、弾けそうなフレーズを抜粋して、1曲にしていきます(さらっともでいいので、一通り全部やってみる事をおすすめします)。
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そんなことしてるうちに、自分なりのフレーズやアイデアが浮かんだりしてきますので、それも随時組み込んでいきます。難しいフレーズや、自分の指に合わないコード等は、カット&省略してもいいでしょう。
で、私なりには、こうなりました。
A – A’- A – A’的な構成になったので、一応4回しほどやってます。この中で、今回のシャレオツポイントとしては、
1、曲の途中で転調。1回目のA’後半の中途半端な箇所から転調させてますが、おそらく気付かない人もいるでしょう(C→E♭)。次ぎのAからは、王道的に頭からFに転調していますが、一聴してわからない転調というのも、奥深くてシャレオツです。
2、メロディを、いきなりオクターブ低く弾く。最後のA’頭あたりでやってますが、一瞬メロディを低音弦に移動させています。オクターブ高くではなく、オクターブ低く弾くという所がシャレオツです。
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で、もう一つ、教本等の利用方法ですが、練習候補曲の掲載されている教則本や譜面集を、複数、別講師のものを用意するというのもありかと。有名な曲であれば、被っている事もよくあるので、それらの良いとこ取りをするわけです。そして自分なりのアレンジ、アイデアを付加してまとめていけば、なお良しと。
はじめからアレンジするというのは、初心者にとっては、かなりハードルが高いと思うので、そこは、教本等を上手に利用していけば上達も早いんじゃないかと思います。そのための教本ですから。
ちなみに、ジャズではありませんが、ショパンのノクターン、末原康志氏の「ソロギターリラクゼーション曲集」と、南澤大介氏の「ソロギターのしらべ」から、末原氏のシンプルなアレンジを基本に、後半南澤氏の細かいフレーズを足していきました。
ということで今回はこんな感じですが、何やってるのかさっぱりわからん、もっと詳しく教えてくれという方は、中野の億ション(うそ)まで来てください。個人レッスン致します。
こちらの「3、」に連絡先書いてありますので、メッセージまたはメールください。詳細を返信致します。
講義ご拝読ありがとうございました。
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