えー、本が届きました。
ジュリアードっていうのは、ニューヨークのジュリアード音楽院のことでしょうね。ロンドン時代のギターの生徒が、そこに行ってるらしいという噂を聞いたのですが、そんな簡単に入れるものなんですかね?
内容は、簡単に言うと、音楽家やスポーツ選手が本番で実力が出せる為のメンタルトレーニング方法が書かれてます。心を自らマネージできるスキルも、音楽家やスポーツ選手のひとつのスキルだと思って磨いていったらどうだろうと提案しています。
まだ序章しか読んでませんが、興味深いことが書いてありました。著者のグリーン博士が、あるアメリカの交響楽団に調査に行った時の事です。
「その日の夕方に行われたコンサートの第一楽章の間、私(グリーン博士)が楽屋でくつろいでいると、主席奏者の一人が第二楽章まで出番がないので少し話せないかと言ってきた。快く引き受け、リハーサルルームに場所を移すと彼が口を開いた。聞けば第二楽章の頭をソロで始めなければならず、その重圧で参ってしまってるという。この不安を打ち消すためにできうることは全てやったのだが、未だ成功できるのか、はたまた再び苦い思いをすることになるのかわからない。このことが平穏で幸せなはずだった彼の生活を一変させてしまったのだ」
著名な交響楽団の主席奏者も人の子なんですね。彼の今後が気になります。
私の「頭が真っ白になっても弾けるソロギター講座」にも役に立ちそうなので、じっくり読んでみようと思います。
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