頭が真っ白になっても弾けるソロギター講座 第4回

頭が真っ白になっても弾けるソロギター講座

えー、第4回ですが、前回、「ソロギターの調べ」シリーズの著者、南澤大介氏が絶賛(Facebookでシェアして頂いただけですが)してくれたおかげで、読者が飛躍的に増えました。ありがたいことです。

絶賛と言っても題名を褒められただけなんですが、題名は大事ですから、ここは一つ喜んでおきましょう。これをきっかけにリットーさんとかから出版依頼来ませんかね。「頭が真っ白」シリーズとかどうですか?「禁断の裏技篇」とか、「恍惚の秘技篇」とか、結構イケそうですがね。

ま、そんなことはさて置いて講座開始です。

今回も私の秘技を伝授したいと思います。

演奏を始める直前の、無音の状態の時って緊張しますよね。あの2、3秒って嫌〜な空気流れます。人によっては、そこで精神統一とかするんでしょうが、私らみたいなペーペーは、なおさら緊張してしまい、魔のバミューダ海域に紛れ込んでしまったような精神状態に陥ってしまいます。二度と浮上できません。

さて、その時どうするか?

どうするか?というより、その間を作らなければいいんですね。やり方としては、まずトークから始めます。内容は何でもいいです。あらかじめお客さんが興味がありそうなネタを仕込んでいてください。何事も準備は大事です

トーク締めで笑いが起こるようなネタがベストですが、あなたがお笑い芸人でもないかぎり、スベって逆効果にもなりかねませんから、まあ、ギター関係とか、曲の説明とかでもいいと思います。

で、トーク終わりで、すぐにイントロを弾き始めます。けして間を作ってはいけません。私のような上級者クラスになると、多少食い気味に入っていきます。

そうです、緊張する前に曲を始めてしまうのです!

かなり姑息な手段ですが、これは効果てき面です。始まってしまえば緊張しないという人も結構いるので、そういう人は是非この手法を使ってみてください。まあ、今回は頭が真っ白にならない為の予防策といった感じでしょうか。

さて実演講習です。

先日、町田でギター愛好家さん達のイベントがありました。マーチンの「聞きギター」なんて企画もあって、とても興味深かったです。
banshow

そこで1曲弾くことになりまして、その時の貴重な映像が残っております。観客はギターの先生やらプロの方も混じっており、前の演者さんの時から、皆さん見てないフリしながら、横目でじーっと手元を凝視しています。その上、演奏直前に司会の方から「ロンドンから来たプロ中のプロの土門さんで〜す!」との激プレッシャーを掛けられ、ド緊張の中、この秘技を試みてみましたのでご覧ください。


途中カスってますが、ご愛嬌ということで。

今日のソロギター秘技
「トークからの無間隔イントロ奏法」by 地下鉄のギタリスト

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