ピックアップ・ブック。

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えー、ストラトのピックアップを乗せ替えようかと思案中でしたので、押入れから引っ張り出してきました。

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まあ、何のことやらさっぱりわからん人もいると思いますが、要するに、エレキギターに付いてるマイクの音質を、ブランドや機種ごとに評価しようという、サンプル音源CD付きのカタログみたいな本です。

中はこんな感じ。
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Amazonのレヴュー読むと、「通して聞いてみると個性の違いが良くわかります」とか、「ピックアップの個性(音)がこれだけ違うのかと驚きさえ感じました」とか、ありますが、私の率直なレヴューは「たいして違わんじゃろがっ!」って感じです。

本当、思っていたほど違いはありません。

なんせ、磁石にワイアー巻いただけですから、材質換えたりや、巻数増やしたって、そんなに変わりようがありません。それに、厳密には、瞬時にまったく同じ条件下で比較しない限り、固定観念が先行してしまう人間の脳では、かなり判別不可能なのではないでしょうか?

ちなみに、’54式ストラトに、リンディのREAL’54ピックアップ乗っけて、ちっこいVOXのトランジスタアンプで、ジミヘンっぽいフレーズ弾いてみます。
https://www.youtube.com/watch?v=-pXaTtlg1RQ
もちろん、聴き比べれば、違いは多々あるでしょうが、1969年製ラージヘッドのストラト、ロックっぽいと言われてるグレイボビン・ピックアップ、マーシャル3段積みでなくても、弾き方、フレーズによって、かなりジミヘンっぽいサウンドになると思います。

百歩譲って、違いはあるとしましょう。しかし、エレキギターは、ピックアップだけで成り立ってる物ではないので、ネック、ボディ、配線材、コンデンサー、そして、アンプと、いろいろなファクターが混在してます。ましてや、エフェクターを、2、3個かました場合など、ピックアップの違いなど、かなり微々たるものではないでしょうか。

ストラト・クレイジー店長KEY氏のブログでは、「私個人の見解としてはこと『ビンテージ・ストラトキャスター』に限定した場合。ネック7割、ピックアップ1割、ボディー(材質よりもその重量)1割、その他1割・・・といった割合で効いてくると思っています」との事。

つまり強引に言えば、サウンドの1割にしか、影響してないという見解です。

とは言いつつも、今日は、組み上がったストラトの試奏に行って、どのピックアップに乗せ替えようか検討してきます(汗)。

ま、盆栽とか、クルマのチューンとか、そういう男の道楽みたいなもんですから、かなりの自己満足と思っていただいても、間違いございません(笑)。

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