えー、渋谷のハートマンギターズにあった、Gibson J-160E 1954年製、試奏してきました。
ビートルズが使用してたことでも有名な、Gibson J-160Eですが、あれは、全合板なんですよね。PU搭載という事で、そうしてるんだと思いますが、ジャキジャキというか、キンキンしたサウンドが売りになってます。
1954年製は、アジャスタブル・ブリッジの調整ノブが特徴的です。
しかしながら、この1954年製は、なんと、表板は、単板なんですよ！ 店員さんの話に寄れば、初期物のみ単板らしいです。
ですから、音も、J-160Eっぽいと言うよりも、J-45、サザンジャンボっぽいサウンドでした。つまり、生鳴りも、結構太いという事です。
もう、これは買うしかないんじゃないか、というところまでいきましたが、店員さんがボソっと「それオーバーラッカーっぽいんですよね」と、おしえてくれたんです。
それで、よーく見てみると、確かに、トップにクラッキングは無いし、ネック裏もツルツルしてます。間違いなくオーバーラッカーされてますね。
で、結局、買う気は失せてしまったのですが、いやー、店員さん良心的ですねえ。ハートマンギターズ、かなり信用出来るお店だと思いました。
あ、関係無いですけど、この本の制作にちょっと関わりました。
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