えー、現在ロンドンで開催されている、私がサウンドプロダクション(横文字で言うとかっこいいね)を担当した、松任谷愛介氏プロデュース「HOKUSAI EXPOSED」ですが、大好評だそうです。
松任谷氏のコメントより
「HOKUSAI EXPOSED は、2つの側面を持った展覧会。ひとつは「リ・クリエイト」の最新技術により北斎が描いたであろう当時の色や形を再現していること。リ・クリエイト「富嶽三十六景」はあっぱれ。今まで見えなかったものが見えてくる。もう1つは、地下に広がる真っ暗闇の江戸の街を提灯持って歩く、いわゆる「胎内めぐり」体験。北斎の漫画やお化け、吉原遊郭、春画の数々を提灯の光で観る。エロスに対する感性は人それぞれだが、この展覧会でイーストエンドの人々に我が国のエロス信仰を存分に体感していただきたかった。残念ながら主催者様ならびに協賛企業様の手前、7割方しか発揮できなかったのであるが…」
との事です。
私の担当した音も、松任谷氏の指示通りであれば、かなり「ギラギラした下世話なイイ感じのエロ」になる予定だったのですが、主催者様ならびに協賛企業様の手前、多少抑えてという事になりました。
「春画」のコーナーでBGMとして使われている(はずの?)音は、初音ミク風の日本女性が、思いっきり日本語アクセントの、かなりブロークンなイギリス英語で、とってもいやらしい文章を淡々と読み上げる、というシステムをプログラミングしました(笑)。
本当は、コンピュータボイスの「喘ぎ声」も挿入したかったのですが…。
かなり斬新で、楽しい展覧会になってると思いますので、ロンドン在住の方は、是非ご来場ください!
もっと知りたい葛飾北斎―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
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東京美術
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