故郷凱旋! 酒田持地院さんで『地下鉄のギタリスト・土門秀明スプリングコンサート』終了。

2019.3 酒田市『良茂山 持地院』ライブ

えー、そういうことで、強行スケジュールだった酒田でのコンサートも終わってゆっくりしましたので、バックステージレポでもしてみたいと思います。



PDF→持地院(2019.3.21)

いやー、前日東京でどうしても外せない用(保育園のお別れ会)がありましてね。結局、23時以降まで打ち上げ飲み会が延びまして、とてもその後練習する余裕なども無く、おまけに、朝5時25分に中野サンプラザ横のバス停から羽田行きリムジンバスに乗ればいいと思ってたのが、私の勘違いで予約できておらず、1時間以上も掛けて電車で羽田空港まで行かねばならないので、午前3時起き。というか、へたに寝たら起きれないという不安でほとんど寝れず、バック2個にギター背負ってまだ暗い内に中野を出ました。

羽田には早めに着くも、そこで練習などできるはずもなく、数時間後には本番なので、曲順等考えていると「何便かが強風のため羽田に引き返す」とのアナウンスがあり、「いやー、これで俺が着かなかったなシャレにならんな」と焦る。

そんなこんなで搭乗したのだが、機長が気を効かせたのか、予定より早く庄内空港に着陸。地吹雪とかじゃなくてよかったねー(てか、庄内便は地吹雪でも平気で着陸しますよ 汗)。

Live in Tube2
Live in Tube2

posted with amazlet at 19.03.24
土門秀明(Hideaki Domon)
Solo Guitar Records (2015-08-30)
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到着ロビーに出ると、持地院住職の大滝さんが直々にくるまでお出迎え。挨拶もほどほどに、すぐ酒田市内に向かいます。

実家に機材を取りに寄ると、母が一緒に行きたいとゴネる。かなり急いでるので後でタクシーで来いと説得。というか、母が来るとなにかとやりにくいので、来なくていいと事前に言っておいたのだが、ボケたのか、すでに忘れている。

寺に着いて、大仏様に挨拶もする間もなく本堂でセッティング。といってもご詠歌の婆さん達が、横で念仏?唱えてますよ。そして、一人の婆さんが、つかつかと私の方に歩み寄り、「ふるさとやってくれの!」とリクエスト。「ふるさと」やるとどうしても老人ホームとかデイケア状態になってしまうので、ここ最近はやってなかったのですが、これも「天の声」と思い、快く承諾。あとで、控え室でおさらいする事にする。

本日も相棒は、戦友ギター

9時半からご詠歌本番が始まるとの事なので、セッティングだけして控え室に入るも、予定より1時間も早く母が来場し、隣でしゃべりまくっている(いつものことだが)。私が本番前に練習するとか、精神統一するとか、一切お構いなしなので、気が散ってほとんど何も出来ず(ふるさと弾けんのか?!)。

そのまま10時半になり、住職の挨拶のあと、本番開始。

結局、いつもやりながら曲順とか考えるので、小雨が降っていたのもあり「Over The Rainbow」からスタート。その後「さくらさくら」「荒城の月」メドレーなどを弾いたが、酒田まだ開花してなかったのねー(笑)。

中盤「禅とギターの融合」というサブタイトルにのっとり、以前作曲した松山の禅寺『總光寺』さんのオリジナルテーマソング『慕古(もこ)』を演奏し、そのあと、調子に乗って、「持地院さんのテーマ」を勝手に即興演奏するも、あまりに高尚だったのか、そんなに受けず(涙)。

終盤は、いつもの、ロンドン地下鉄バスキングのお話と、儲かる曲として「Fly Me To The Moon」、「ボヘミアン・ラプソディ」、「星に願いを」などをメドレーで演奏。

その後に、おそらく世界一有名なポップスの曲ということで、ビートルズの「イエスタデイ」をフルで演奏。かなりイケてたテイクと心の中で自画自賛したのだが、年齢層が高かったからか、思ったほど受けず(涙)。

そしてお約束の拙著「完全版・地下鉄のギタリスト」より、その日のBGM曲「What A Wonderful World」ギター生演奏をバックに、即興お客様朗読コーナー。

CD付【完全版】地下鉄のギタリスト―Busking in London
土門 秀明
アルファベータブックス (2018-08-18)
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40分間の演奏依頼でしたが、既に55分経過してたので、ご詠歌の婆さんリクエストの「ふるさと」で締める。結局練習してなかったが、「T&J」バージョンの、全3コーラス別アレンジの、1コーラス目スロー、2コーラス目ジャズ、3コーラス目転調の、あえて難しいやつに挑む。

「T&J」 - Solo Guitar Traditional Tunes of Taiwan & Japan
BUSKER.domon Daisuke Minamizawa (南澤大介) Seiji Igusa (井草聖二) Yun-Ping Liu (劉雲平) Shih-hua Liu (劉士華) Yun-Chang Dong(董運昌)
Solo Guitar Records (2017-10-11)
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これが感動のエンディングで、大喝采で終える事が出来ました。まあ、終わり良ければ全て良し。ご詠歌の婆さんの言う事聞いて良かったです。

ご来場の皆様、檀家の皆様、同級生の皆様、大滝住職を始め持地院の皆様、本&CD販売してくれた長坂夫妻、ありがとうございました。

お客さんからの視点と、素晴らしい現場写真は、いつもお世話になってる理子さんの「Rico’s Room2」ブログでご覧ください。

コンサートの模様は、翌日の、山形新聞、荘内日報でも記事になりました。

山形新聞PDFは、こちら→ 山新記事

荘内日報

荘内日報PDFは、こちら→荘内日報(2019.3.23)

酒田市役所の地域創世部長さんや、酒田美術館の学芸主任の方も、いらしてくれて好印象だったみたいなので、また新たな展開があるかもしれません。

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