ジャズギター教則本(初心者用)ベスト3。

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えー、1年位前からチマチマとジャズギターの勉強してるんですが、なんだかんだで教則本がこんなにたまりました。全然やってないのもあります(汗)。

演奏のほうは、まだまだまだですが、教則本の選定に関してはプロ並みですよ(苦笑)。

ということで、独断と偏見ですが、ジャズギター教則本(初心者用)ベスト3を発表してみたいと思います。順位をつけるのもあれなので、おすすめ3冊ということで。

1冊目

絶対にわかる!  弾けるジャズギター 【CD付】
佐々木秀尚
ヤマハミュージックメディア
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初心者向けという事であれば、これでしょうね。特筆すべきは、例として演奏されてるフレーズが秀逸だという事。これ系の教則本は結構ありますが、Youtubeなどで有名な著者でも、ソロのフレーズが、コードに対してスケール弾いてるだけのようなのが多く、合っているとは言え、全然生き生きしてないというか、面白みがないのも多いです。そういう教則本では、コピーする気も起きず、結局本棚のこやしとなっています。

著者の佐々木秀尚氏は、特にジャズミュージシャンというわけではないと思いますが、一つ一つのフレーズがセンス良く、弾いてみたいという気にさせてくれます。特に最後の章にある「Blue Moon」のソロギターアレンジは圧巻。素人でも、どジャズの雰囲気が出ます、私も時々ライブでシレーっとやっています。

2冊目

ジャズソロギターの譜面であれば、これでしょうね。私ジャズソロギターの譜面何十冊も持ってますが、ある意味、一番アレンジが斬新というか面白みがあります。著者の鈴木よしひさ氏は、ゲーム音楽を手がけていたり、ジャズが本業ではないみたいなのですが、譜面から天才ぶりがプンプンにおってきます。30曲も入ってましてCD2枚付き、お得です。

「枯れ葉」などの超スタンダードも入ってますが、1コーラス目は、バッハの無伴奏チェロ曲みたいだったり、ソロギターではまずやられる事はない、マイルスの「So What」なども入ってます。アドリブというよりは、考え抜かれたフレーズが多いですが、かなりぶっ飛んでいます。

3冊目

小沼ようすけのソロ・ギター・メソッド ホップ・ステップ・ジャズ! (Guitar Magazine)
小沼 ようすけ
リットーミュージック
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これは皆さんご存知かもしれませんが、我らが小沼ようすけ氏のギターマガジンに掲載されたセミナーの本版です。ネットで動画も見れますし、意外に日本の唱歌などもジャズアレンジしてますので、老人ホームや、高齢者が多いコンサートでも重宝します。ホップ、ステップ、ジャズ?と、3段階にレベルアップした譜例が載ってて、超初心者でもトッツキやすいです。

曲ごとにちょっとしたエッセイなども書かれてまして、小沼氏のお人柄を思わせます。こういう人のフレーズだったら弾いてみたい、そんな気持ちになりますよ。巻末に地味な基礎練スケールフレーズなどもありますが、他とひと味ちがってて興味深いです。

以上3冊ですが、ご不満のある方も、私が持ってるものの中からという事ですので、ご了承ください。m(_ _)m

CD付【完全版】地下鉄のギタリスト―Busking in London
土門 秀明
アルファベータブックス
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