エレガット最高峰 Jose Ramirez 4CWE 2007

ギター紹介

えー、2007年のクリスマスに、自分が自分にクリスマスプレゼントということで、新宿の島村楽器で購入したラミレスのエレガットです。
Jose Ramirez 4cwe 2007

手工を除けば、事実上、最高値のエレガットです。当時の定価は、¥588,000位でしたか。実売価格は、¥450,000前後でしたかね。これは、クリスマス特価?ということで、¥380,000でした。おまけで、クリスマス福引きくじ残ったやつ全部貰ったんですが(200枚くらい)、1位、海外旅行、2位、プラズマテレビ とかだったんですが、全部ハズレでした。てか、元々当たり入ってなかったんじゃないですか。

さて、詳細です。中のラベルです。
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「4CWE」と書いてあるところがミソです。これが「4N-CWE」となってると、2007年後半(ラベル的には2008年以降)からの工場移転後の製品になりますから、ボディシェイプ、ネックの太さ、それに寄る「音」も違うので注意してください。どちらが良いとかではなく好みの問題ですが、「4N-CWE」になるとネックがやや薄くなり、人に寄っては弾きやすいと感じるかもしれません。ちなみにこの「4CWE」は、かまぼこ?みたいな太いネックですが、ナット幅は50mmなので、普通のクラシックギターよりは押さえやすいです。

プリアンプ部です。
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Fishman PREFIX PRO Blend」 のラミレス仕様です。アンダーサドルのピエゾと、内蔵コンデンサーマイクのミックスが出力できます。噂では、ラミレスがカスタマイズしてるらしいのですが、内蔵コンデンサーマイクを少しでもミックスすると、いきなりハウりますので、ほんとかよ?と思います。ので、普段というか、バスキング時もライブ時も、ピエゾのみ(バランサーは「A」側100%に固定)で出力してます。それで特に問題ありません。

PU出力した音です。

ペグ部です。
Peg1
このクラスになると良いペグがついて(るはず)います。チューニングもスムーズで安定してます。

ブリッジ&サドル部です。
sadle
個体差だと思いますが、私のは新品で買ったわりに弦高が低いです。当時、他の店の同機種とも弾き比べたのですが、それらよりもかなり低かった記憶があります。まあ、低ければ良いわけではありませんが、クラシックギターがメインではない私にはちょうど良いです。

サウンドホール周りの模様です。
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何を意図しているのかは、わかりません。幸運の四葉のクローバーでしょうか。

ヘッド部です。
Head
ラミレスらしい風格があります。

生音の動画もありました。

ブログでこのモデルの感想を書いてる人がいましたので、参考までに掲載しておきます。

「多く出回っている2CWEは裏が合板になっていますが、これはあまりお目にかからない受注生産品でオール単板です。エレガットはハウリングがあるので単板より合板がいいと言いますが、Fishmanにハウリング防止機能がついているので、それほど困りません。他社もオール単板のエレガットを出しているので、最近では音がいい方がいいのではないでしょうか。

でも初め、やはりエレガットだと思ってなめていたら(笑)、生でもびっくりするほどよく鳴って驚きました。しかも新品で。ラミレスの1aモデルでもこんなに鳴るのはめったにお目にかからないぐらいの当たりです。音色は1aの音とはちょっと違って低い方は1aより軽い感じです。高い方は1aよりやわらかい音質です。でも音色が違うものの60年代のラミレスにたまにお目にかかる高音のふわ~っとした響きがあって、いやはやびっくりです。ラミレスの設計でオール単板なんだから、こういう当たりというのはあるものなんですね。ラミレスだから1aと比較して音色が違うなどと思ってしまうけど、これはこれで1aとは別のすごいギターです」

2013年現在、ラミレスのエレガットは、スプルーストップのみになってしまいましたので、このギターも今後貴重になっていくことでしょう。

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