嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え。

ブログ

えー、ちょっと前から話題の本ですが、やっと図書館の予約が回ってきました。

P1010219

さすがベストセラーになるだけのことがありますね。内容も独創的だし、筆力もあるので、一気に興味深く読めます。

いつものごとく、2、3要点を抜粋しますと、

1、答えとは、誰かに教えてもらうものではなく、自らの手で導き出していくべきもの。
2、大切なのは、なにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか。
3、あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているから。

などなど… 中には、かなりキツい言葉もあります。

1、不幸であることによって「特別」であろうとし、不幸であるという一点において、人の上に立とうとします。

2、自分の課題と他者の課題とを分離し、他者の課題には踏み込まない。
3、ほめるという行為には「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれている。

青年と哲人の対話方式というのも、後半いい感じに盛り上がって、結論に導かれていきます。ある意味、昨今の自己啓発本の原点とも言えるかもしれません。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見 一郎 古賀 史健
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 10

こちらも合わせてどうぞ。

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉
小倉 広
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 758

コメント

タイトルとURLをコピーしました