えー、最近新訳が話題になってるようですが、とりあえず原本読んどかないとあれなんで、読んでみました。
いやー、児童文学みたいなもんかと思ってましたけど、完全に大人向けですね、これ。著者のサン=テグジュペリさん自身が、冒頭で20何才年上の友人に向けて書いたとの事ですし、当時の戦争の影響もあったのか、かなり揶揄した文章で書かれてます。
ま、現在の大人に向けてという事でも十分伝わります。
何の為に生きてるのか、とか、死生観についても、独特のタッチで書かれていますが、私がこれまで読んだ本とかとも、基本は一致しますので、まあ、実際そういう事なのかもしれませんね。
著者のサン=テグジュペリさんの人生や最期も興味深いです。
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