えー、この本は『致知』編集長の著者が、35年余に及ぶ膨大な取材を通じて得た“人生を成功に導くための10篇”を綴ったものです。
字も大きいし、70ページくらいしかないので、小一時間で読めました。
で、最後の方に載っていた、人生で一番大事な法則ですが、先哲の言っているこの三つに集約出来るそうです。
1、人生に対して覚悟を決めること。沖縄の漁師の言葉に説得力があります。「まだ覚悟が決まらない船には風が起きんのよ」
2、傲慢になるな、謙虚であれ。「傲慢になった時、天はその人の足をすくう」のだそうです。
3、誠実であれ。「誠実は古来聖賢がもっとも大事にした人間最高の徳目」とのこと。
あえてもう一つ付け加えれば「久(きゅう)」、「久しく続けることで、人生の大則は、揺るぎないものになる」のだそうです。
当たり前の事のようですが、とかく忘れがちなもの。日々、心して生活していきたいと思います。
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