えー、秘話でも何でもないんですが、実は、「Live in Tube」誕生には、知られざる逸話があります。
2006年に、「地下鉄のギタリスト Busking in London」というエッセイ本を、水曜社から出版したことは、ご存知の方も多いと思います。このブログの読者でしたら、持っている方もいるかもしれません。
その23ページ、2005年4月17日(月)の日記の最後に、こう書かれてます。
「…将来、『ライブ・イン・トッテナムコートロード駅ピッチ1』なんてアルバムを出したいなあ。」
私も、書いた事忘れてましたが(笑)、7年後、これが現実のものとなります。
そう、2011年に録音され、2012年1月に発売された、世界初ロンドン地下鉄構内デジタルライブレコーディングによる、「Live in Tube」です。
Live in Tube
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土門秀明
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その奇跡の過程は、出版元 NEW VINTAGE RECORDS レーベルオーナーのブログに「奇作 土門秀明『Live in Tube 』制作裏話」として掲載されてます。
録音は、バリエーションをつけるために十数カ所の駅で行われました。
そして、おりしも、1曲目に収録されていたのが…
「トッテナムコートロード駅ピッチ1」で録音された、ビートルズの「Here, There and Everywhere」だったのです! もちろん、私が決めたわけではありません。
アルバムタイトルも、「Live in Tottenham Court Road pitch1」が、「Live in Tube」と、ほとんど一緒。
ちょっとゾッとしませんか?
信じるか、信じないかは、あなた次第っ!(笑)。
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