えー、結局、関東地方の上映が終わってしまっていたので、DVDで鑑賞しました。
「オース! バタヤン」です。
付録も豪華、「田端義夫愛唱歌集」(歌詞カード?)が付いていました。
内容はと言いますと、バタヤンの第2の故郷、大阪鶴橋の小学校での公演を軸に、過去のライブ映像、インタビューなどで構成されています。
事実上、最晩年の記録映画となってしまいましたが、人生の最期に、丁稚奉公した名古屋、貧乏生活をした鶴橋、などで公演されたということは、運命というか感慨深いものがあります。
ご高齢のため、鶴橋の公演は、ところどころ若い頃の演奏、唄に差し替えられてる場面も多々有るのですが、上手く編集、演出されています。そこらへんは、いかに「バタヤン」がスタッフ、後輩から愛されていたかが伺えます。
あのギターの話も結構出てきます。小室等氏が、バタヤンのギターを弾かせてもらった時の映像もありましたが、よくある普通のエレキギターの音にしか聴こえませんでした。やはり、バタヤンのあの音は、彼の生い立ち、生き様から紡ぎ出された、魂の音なのだと痛感しました。
予告編をご覧ください。
映画の最後に、御年94才にして、「これから本当の唄がうたえるんじゃないかと思うんだ」と言っておられます。
学ぶべき事の多い映画でした。
映画「オース!バタヤン」 [DVD]
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