えー、昨日は、武道館の隣の科学技術館で開催されている「2013弦楽器フェア」に行ってきました。
お目当ては、以前「東京ハンドクラフトギターショー」で知り合った、クラシックギター製作家の長崎祐一さんの新作ギターの試奏です。
と、その前に、12時から、ギタリスト鈴木大介氏による、試奏会?がホールであるので聴いてきました。
4本づつ、2回に分けて行われました。
1回目は、井内耕二氏、井上保人氏、櫻井正穀氏、丸山利仁氏の製作したギター(順不同)です。
2回目は、大西潤氏、黒澤澄雄氏、長崎祐一氏、横尾真人氏の製作したギター(順不同)です。
最前列で、かぶりついて聴きましたが、はっきり言って違いは良くわかりませんでした。全て違う曲での試奏というのもあったと思いますが、用は弾き手の問題だと思います。鈴木大介氏の演奏テクニックが素晴らしいので、どれも良い音に聴こえます。
あとは曲にもよりますね。やっぱり知っている曲、メロディアスな曲、有名な曲というのは、良く聴こえてしまいます。今回は、唯一知ってる曲が「アストリアス」だったので、それを弾いたギターは印象に残りました。
ま、ギターを比べるという事自体がナンセンスだとは思いますが、今回はお祭りみたいなものなので良しとしましょう。
さて、終了後、試奏のためギターブースに向かいます。
他の製作家さんのを一通り試奏して、雰囲気をつかんでから、長崎祐一さんの新作ギターの試奏にのぞみます。
シェイプは標準ですが、いたるところのデザインが秀逸です。ヘッドは、光の反射ではありません。斜めに白い板が入ってます。これは私の好みのデザインですね。
サウンドホールも面白いですね。見えませんが、ネックのヒール部、ボディ側面の下部(アコギで言えばストラップピンの付いてるあたり)も、独特のデザインが施されています。
いやー、いい感じです!
いつも通り、何のしがらみも無いんで正直レヴューなんですが、バランスが良いです。他のギターは、何かしら難癖を付けたくなるのですが(ま、弾きにくいとか、その程度ですがね)、これは、私のようなクラシックをやらない(出来ない?)人にも優しいギターです。けして初心者向きという意味じゃないですよ。音質は、ふくよかで、6弦それぞれの音量も均一だし、弾いてて気持ちが良いです。したがって微妙なコントロールもしやすいですね。あとは、なんと言ってもデザインが良いです。出品ギターの中で、奇抜?なデザインのギターは、これ1本だけでした。そういう意味でもアッパレです!
てか、後ろに並んでたおじさんにシャッター押してもらったんですが、ギターショーなんだから、ギターも入れて撮ってくれよ〜(泣)。
リットーミュージック
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