えー、先ほど、今日はサーバの調子が悪いのでブログはお休みにしますと、「坊」入りでお伝えしましたが、復活したようですので書きます。
「坊」とは、「千と千尋の神隠し」に出てくる僕の好きなキャラクターです。
1日ぐらい休んだって別にいいよ、という方もいると思いますが、別に強迫観念にかられてブログやってるわけでもなく、単純に文章書くのが好きなんですよ。ま、これも道楽です(笑)。
さて、昨日の続きですね。
他人?のアレンジで、一番気に入ってる動画ですが… 「他人」と言ってしまうのも何か他人行儀でいやなんですけど、まあ、しょうがないですね。別に悪気はありません。アレンジは、末原康志氏、「ソロ・ギターで奏でる 極上のリラクゼーション曲集」から、「La Campanella by Franz Liszt」です。
この曲は、悪魔の指を持った人、悪魔に魂を売った人、でないと演奏できないと言われるほどの難曲です。ロンドン時代に、凄腕ピアニストのフラットメイトの練習がてら、目の前で弾いてもらったことがあるんですが、ぶったまげましたね。「ああ、この人は悪魔に魂売ったんだ」と納得しました。
ま、このアレンジは、ギター用に比較的簡単?にアレンジしてあったので、悪魔に魂売らずにすみましたが、それでも、難易度は「C」になってます。これも初めは、「確実に無理」と思ってましたが、毎日つらつらやってたら、いつの間にか出来てました。といっても、何十回に1回成功するって感じです。
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で、この動画は、ロンドンのエンジェル駅で撮ったもので、事実上、一番最後に撮った動画です。動画の説明に「25.March.2012 Live at Angel Station in London.」となってますね。その数日後に本帰国しました。
成功率が低い曲なので、ギリギリまで練習していたんですよ。それで、最後のチャンスに賭けたんです。これまで、カメラが回っている時は、一度も成功したことがなく、この時も、終了時間ギリギリに何とか成功したんです。いや、自分的にはまだまだ納得いきませんけど、英国バスキング生活10年間の中では、唯一、曲の最後までいったテイクなんです。
余談ですが、エンジェル駅は、構内のアナウンスが結構多くて、当日は、アナウンスとアナウンスの間に、演奏をおさめました。演奏開始前に私が腕時計の秒針を見ています。そして演奏開始、演奏が終わった時点で駅のアナウンスが入ります。そこらへんも気にして観てください。
それでは、地下鉄のギタリスト土門氏、ロンドン地下鉄バスキング最終日、魂の「ラ・カンパネラ」です!
右手の指に注目です。ほとんど動いてません。主題は親指と人差し指の2本だけで弾いてます。
コメント
すげぇ!
気合入ってるのがわかります。
しかし、誰も立ち止まらないのもロンドンならではなんでしょうね。
魂のバスキングに拍手!
立ち止まられると、やりにくいです。