正直レビュー 「64Pick-POM」

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えー、先日のTOKYOハンドクラフトギターフェス2017の会場で、ジプシージャズのデモを観覧してる時、「土門さん、これ使ってみてください」と見知らぬ人から手渡されたピックです(後にFacebook友達でこのピックを作ってる会社の社長さんと判明)。

64Pickの詳細は、こちら

一応、貰った物は、ちゃんと使ってみて正直にレビューするというのが、私のモットーなのです。

第一印象は、「かなり分厚い」。

いやー、こんなんで弾けるんでしょうか?って感じでしたが、とりあえず、ムスタングで弾いてみたところ、「あれ?なんか弾きやすいぞ!」。

分厚いぶん、微妙に早く弦に到達してるのか、楽にピッキングできます。固さも気にならず、意外に普通。なんとなく早弾きも以前より上手くなった気がします。

で、特筆されるのは、「音が太くなる」ということです。

不幸中の幸い?今回ビンテージのムスタングで試してみたわけですが、ちょーしょぼいムスタングの音が、リッチになったというか、妙にしっかりしたサウンドになりました。しいていえば、PUをリンディーに替えて(やったことありませんが)、サドルをチタンにした(やったことありませんが)って感じ。ま、想像の域を超えませんが、文章にすればそんな感じです(笑)。

なので、下手にパーツ替えたりするより、このピック使った方が、音質向上するかもしれません。ただ、ムスタングの場合、しょぼくなければ、ムスタングの音ではないので微妙なところですが…。

Live in Tube2
Live in Tube2

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土門秀明(Hideaki Domon)
Solo Guitar Records (2015-08-30)
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で、いつも使ってるナイロン弦ギターを、このピックで弾いてみました。弾き方にもよりますが、質量が多いのと、しならないからか、弦にあたるインパクトの瞬間「カチッ」という音がします。バンドと一緒だったり、ラインとかだったら、あんまり気にならないかもしれませんが、一人だけの演奏や、マイク録りの場合は、きびしいかもしれませんね。

結論としては、フルアコなどのスティール弦のギターで、ジャズとかやる時に良いかもしれません。ロックでも良いかと思いますが、ピック自体の値段がかなり高いので、客席に投げるのは躊躇されますね(苦笑)。

While Solo Guitar Beatly Weeps (ホワイルソロギタービートリーウィープス)
益田洋(peacejoytown) 南澤大介(Daisuke Minamizawa) 浜田隆史(Takashi Hamada) yuta tanaka 城直樹(Naoki Jo) 谷本光(Hikaru Tanimoto) 土門秀明(Hideaki Domon) 告井延隆(Nobutaka Tsugei) AKI 垂石雅俊(Masatoshi Taruishi)
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