えー、定職もないのにまたやっちまいましたよ。
これはもう病気というか性癖みたいなもんですからね、一生治りませんよ。ま、先週TOKYOハンドクラフトギターフェスで頑張りましたからね。自分で自分にご褒美ということで大目に見てやってくださいよ(って誰に言ってんだか?)。
さて、今回落札したのは、「Folks No.101」ってやつです。「え、何それっ?」って言う人いっぱいいると思うんですが、Folksって1970年代初頭「ヤマキ(YAMAKI)」が製作していたブランドなんですねー。ヤマキと言えば、知る人ぞ知るって感じで、国内におけるフォークタイプ・ギターをヤマハと競うように普及させて、新しい技術を次々に開発し、現代のアコギの基盤を創ってきた老舗楽器メーカーです。今はもう無いみたいですがね。
実は、昨日落札したばかりで、まだ届いてないんで、あれなんですけど、とりあえず先行レビューみたいなもんです。到着したら動画とかも撮ってちゃんと紹介しますよ。なので今回の写真はヤフオクの出品者様のページから拝借です。
こんなギターです。70年代初めのモデルですね。いわゆるジャパンヴィンテージってやつですか。トップ板があめ色に焼けて渋いです。
マーチンでいう「ヴィンテージ・トリプルオースタイル」ですね。俗に言うクラプトンモデルです(厳密には違いますが)。これが欲しかったんですよ。でもマーチンだと、最低でも10万以上しますからね。ちょっと良いものだと軽く30万超えますし、私爪が弱いんで、ほとんど鉄弦弾かないので、これで十分です。少々音がしょぼくったって、気合い入れて弾けば何とかなりますよ。
裏です。本物のマーチンっぽいでしょ。なんとなく風格が感じられます。
ここからマニアックになってきます。ナット部です。
なんと0フレット仕様です。ナットの材質は鉄かアルミっぽいですね
ブリッジ部です。なんとアジャコング、ではなく、アジャスタブルサドルです。ギブソンみたいですね。
で、気になるのはお値段だと思うんですが、ズバリ、5250円で落札しました。
これを安いと見るか、高いと見るかは、実際手元にきて試奏してみないとわかりませんが、この手の相場は5000円前後なので、まあ、相場通りってとこです。んー、ヤマキ製にしては安かったかな?
しかしながら、0フレット仕様、アジャスタブルサドル搭載、オープンバックのペグというのはレアですし、しょうもないギターに、これだけ凝った作りはしないでしょう。当時のヤマキが、かなり力を入れたモデルと踏んでいます。
これは化ける可能性大ですね。ご対面するのが楽しみでしょうがありません。ま、もし気にいらなかったら、またヤフオクに出品するか、誰かに売っちゃいますかね。
近々届く予定ですので、乞うご期待!
コメント
過去のネタから失礼します。
Folksのギター私も持っておりまして。
その後どうだったのかな?と。
ヤマキの前身と私も伺っておりますが少々表記が違い、folks musical instrumentという表記でありました。
スプルーストップにサイドとバックにハカランダ(バックは不明の材とのスリーピース)というちょっぴり豪華な仕様で、オリジナルか不明ですがペグはカバー付きのレスポールヘッド、牛骨にゼロフレット仕様です。
かなり攻めた感じが気に入って購入しましたがなかなか枯れたいい音とドライブの掛かるお気に入りです。
管理人さんのfolksその後をアップしてもらえたら嬉しいです。
メッセージありがとうございます! まだありますよ。山形の実家に置いてあるので、こんど写真撮ってきますね。ちなみに動画撮ってますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=uBjE56PVXsw