えー、今さら私が語るまでもなく、日本でエレクトリック・ギターを弾いた草分け的存在、我らが田端義夫、バタヤンです!
ギターマガジンの今月号に特集記事が載ってました。巻頭カラー4ページ、いやー読み応えがあります。過去のインタビューやギターの写真も満載です。
僕のメインギターもなんとなく彼の影響を受けたような(笑)。
古い時代のスローなジャズが好きだというバタヤンに記者が質問。
記者 実際にジャズなどのフレーズをギターでコピーしたことは?
田畑 したことないんだよね(笑)。所詮はコピーだからねえ。ああいうの見とってもね。僕はヘタだからイモ・スタイルになる(笑)。だからやらない。みっともなくて。
記者 ジャズに限らずコピーはあまりしたことはないんですか?
田畑 うん、ないね。それは歌と同じでね。自分の歌い方とギターには絶対の自信を持っている。俺は俺なんだと。生き方だから。歌でもそうですよ。頭の先から足の先まで、同じ人が世界にふたりいますか?
大変深いお言葉でした。
歌いながらさりげなく目をやり、心を無にしているとの事。
最後に、この記事で僕が特に気に入ったバタヤンのお言葉。
「このギターは音がものすごくきれいなんだな
ちょっと割れかかったような、割れないようなね」
なんか人生にも通づるものがある気がします。 合掌
コメント