えー、去年の12月に突然閉店してしまった、実家の近所のラーメン屋「大来軒 中央支店」ですが、復活したらしいと母や同級生から連絡があったので、それ目当てに帰省です。
金曜日まで臨時休業との張り紙があって焦りましたが、土曜日の昼に無事食すことができました。
奮発して、チャーシューワンタンメンです。味を説明するのは難しいのですが、何かが突出しているとかではなく、アゴだし(トビウオだし)と、鶏系、豚系、野菜系、その中間みたいな味です。よく酒田のラーメンは「魚だし系」と言われますが、そんな感じはありません。誤解を恐れずに言えば「何のダシだかわからない味」なんです。
スープは、あっさり醤油系で、奇麗に澄んだスープです。味が醤油に依存してないと言うか、全てが絶妙なバランスで成り立ってます。
メンマも独特で、乾燥メンマを使用しています。熱湯に浸して翌日足で踏み、この作業を最低でも一週間繰り返すそうです。
チャーシューは、豚バラや肩ロースが一般的ですが、酒田のラーメンでは、脂の少ないモモ肉がよく使われます。東京とかだと、チャーシューが異常に豪華なラーメン屋も多いですが、私は、さっぱりと食べられる酒田流の方が好みです。
帰りがけに一言、お店の方にお声をお掛けしたのですが、復活に際して、並々ならぬ決意を感じました。この先も、なんとか続けていってほしいと思います。
夜は、中町にある老舗「川柳」に行き、構想10年の自信作という冷やしラーメンを食べに行きました。
これは、先日食べた「隆月」の冷やしラーメンとは、また別物ですね。「隆月」が「静」とすれば、「川柳」は「動」ですね。よくわからないかもしれませんが、「隆月」が「日本刀」で、「川柳」は「大ナタ」って感じです。まあ、一度どちらも食べてみてくださいよ(笑)
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